ジンジャー
学名Zingiber officinalis
科名ショウガ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位根茎
比重0.870〜0.905
日本でもお馴染みのショウガです。食用、香辛料、あるいは
医薬は民間薬としても用いられています。薬用としての根茎は、
目的に応じて、生のまま、あるいは乾燥させたものを服用します。
殺菌、制吐剤として、健胃、食欲増進、疫病の解毒、身体を温めたり、
風邪や咳を鎮めたり、多種多様な効果があります。

薬用として用いられるのと同様に、精油にも、消化促進など
同様の効能があります。

主要含有成分表 提供;KENSO
セスキテルペン炭化水素類 ・ジンギベレン 20-40%
・β-セスキフェランドレン 10-15%
・α-クルクメン 3-20%
・α-ビサボレン tr.-10%
・ゲルマクレンD,β-ビサボレン
 α-ファルネセン、γ-ムウロレン
モノテルペン炭化水素類 ・カンフェン 3-15%
・β-フェランドレン tr.-10%
・α-ピネン、リモネン
酸化物類 ・1.8シネオール
・精油の特性として、消化促進、駆風作用、健胃、食欲増進
 など、消化器系、または呼吸器系にもが効能が期待できます。
・また、催淫作用がある精油の一つでもあります。

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
セスキテルペン炭化水素類 ・強壮作用 3+
・刺激作用 3+
固有作用

・ジンギベレン
  (催淫作用、消化促進作用)
・β-セスキフェランドレン
  (抗カタル作用)

モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 2+
固有作用

・β-フェランドレン
  (鎮咳作用)
・α-ピネン
  (強壮作用)
・リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)   

酸化物類 ・去痰作用 3+
・抗カタル作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・免疫調整作用 3+
・抗菌作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・1.8シネオール
  (免疫調整作用、抗炎症作用)   

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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